バンドマンに好かれるキーボーディストになりたい人のためのお役立ちブログ

バンドで重宝されるレベルのキーボードさんはとても少ないです。高機能のシンセを使っているのにピアノとオルガンの音しか使わない・・。クラシックは弾けるけどるとリズムが合わない。このような悩みについての解消法を書いていきます。

シンセサイザーには機能がいっぱい!どんどん使いましょう★

最近のシンセサイザーは軽い、高機能、安いの三拍子がそろっており、キーボーディストにとってとてもよい時代になりました!

 

一昔前は、本体40万円、重さ30キロとかで、ライブハウスに行くまでが憂鬱だったものです。ハードケースがまた重いのよこれが。

 

今使っているのはKORGのシンセ2台ですが、一台はリュックのようにしょって、もう一台も肩にかけるので、2台まとめて運べちゃいます。電車も乗ろうと思えば乗れちゃいますヾ(*´∀`*)ノ 

 

さて、皆さんシンセサイザーにはいろいろな機能がありますが、使っていますか?

 

マチュアバンドだとシンセの使い方がわからずピアノかオルガンの音しか使わない・・という女性をよく見かけます。

 

バンドのキーボードはなかなか見つからないので、特に文句は言われないようですが、バンドメンバーの本音は、原曲にそっくりな音で弾いてほしいと思っていることが多いようです。

 

なぜなら、そのような愚痴をよく打ち上げで聴くから・・。

 

確かにシンセの説明書は分厚いし読むのが面倒です。

しかし、バンドメンバーのためにも最低限これくらいのことはしましょう!というのを書いてみます。

 

コピーバンドの場合は、原曲にそっくりな音をプリセットから探そう!

 適当な音で弾くとこんな風になっちゃいますよ!


final count down ファイナルカウントダウン

 

②音色の多い曲はシンセを2台使う、さらにスプリット機能で、いろいろな音が鍵盤でなるようにセッティングしよう!

この動画では2つの音を2か所にスプリットしていますが、8音色を8か所にとかもできますよ!!


JUNO DS②スプリット機能

 

③効果音のある曲はサンプリングや打ち込みした音を鍵盤にアサインしておくとライブでウケますよ!

 

④エフェクトも使ってみよう!

アニソンなどで変わった音が多い場合、エフェクトが必要になることがあります。シンセの中にはすごい種類のエフェクトが内蔵されています。どのエフェクトを使うとどんな効果があるのかをチェックして覚えておきましょう!


エフェクト・ビギナー第6回

 

とりあえず、①~④までができれば、そこそこ重宝されるキーボーディストになれていますよ★

 

キーボードのリズムの取り方!!バンドで合わせる方法。

バンドで演奏した後に、あとから録音を聴いて、なんか自分の演奏はプロと違うなぁ?何が違うんだろう・・( ,,`・ ω´・)ンンン

 

とか思ったことないですか?

 

その理由はいろいろありますし、プロのように弾くにはいろいろ技術が必要ですが、とりあえずリズムをしっかりすれば、けっこう聴ける演奏になりますよ!

 

バンドでリズムを合わせるための方法はいろいろありますが、自分いままでやった方法とその結果を書いていきます。

 

①演奏しながら「1e&a 2e&a 3e&a 4e&a(ワンイーエンダ、トゥーイーエンダ、スリーイーエンダ、フォーイーエンダ)とドラムに合わせて数えながら弾く。これは簡単な曲ならできますがテクニカルな速い曲だと頭がこんがらがってダメでした。

 

②踵でタップする。(1、2、3、4、5、6、7、8)

これは、結構よいです。綺麗にリズムを合わせて弾けますが、

ある程度運動神経の良い人でないと、タップ遅れが出てメンバーに迷惑をかけるので、シンセに内蔵してある自動演奏などにあわせて録音しながら正確に踏めるように練習しましょう。

ただちょっと機械的な演奏になり、音の色気などはなくなります。

 

 

③踵でタップする。(1、②、3、4、5、⑥、7、8)

②と似ていますが、②と⑥だけ足を強く踏むという方法です。

これはアップテンポの前乗りの曲にお勧めのやり方です。

裏拍も取りやすく、走っていないのにノリよく弾くことができます。

この方法ならソロも安定して弾けますよ。

 

④キーボードソロを綺麗に合わせて弾く方法

ツツタツ ツツタツというリズムに合わせて弾く場合。

 

1:足の裏をべたっと床につけた状態にします。

2:ツツの最初のツのタイミングでつま先を上に上げます

 タのタイミングでつま先を床につけます※左につま先を倒す

 ツツの一回目のツのタイミングに合わせてつま先を右上に上げます。

 タのタイミングでつま先を床につけます

これは難しいので、すこし訓練が必要です。キーボードに内蔵されている伴奏などで練習して録音を聴いてみましょう!

これができるようになると、プロのようにピッタリ合わせてソロが弾けるようになります。

 

しかし、これは足のタップがドラムにピッタリ合わないと、ドラマーさんを惑わせてしまうため、正確にできるようにたくさん練習しましょう!!

 

はい、いろいろ紹介しました。これらは巷でよく言われているリズムの取り方なんですが、確かにある程度正確に上手く弾けるようになりますが、ちょっと演奏を聴いたときに違和感が残るんです。

自分の演奏、ずれていないけど、あんまりかっこよくない・・なんかハマっていない気がする。

 

それで、さらに追及した結果、その答えが書いてある本を見つけました!

 

心と身体をつなげる!「身体リズム理論」: 〜楽器上達のカギは90%がリズム感〜

 

この本はアマゾンで売っています。著者は全然有名な人ではないのですが、ドラムの先生で私と同じようにリズムに悩んで10年かけてこの方法を見つけたようです。

 

この著者の動画がYOUTUBEにあったので、いろいろ見たのですが、バンドに生徒さんが混ざっているのか、ちょっと?????な感じ。最初は本当かいな・・という感じで信ぴょう性がなかったのですが、実際試したところ本当に素晴らしいリズム感で演奏できました。

 

たぶんこれが答えだと思います。

 

ただ、この本の方法なら正しいリズム感を身に着けられますが、キーボードを弾きながらこの動きをするのは無理なので、なにか良い方法はないのかと模索中です。

 

この本に書いてあるやり方でカラオケを歌ってみてください。

プロのCDみたいに正確に歌えますよ。

特に洋楽を歌ってみると感動すると思います。

声が違ってもリズムが正確なだけで、物まねみたいに上手く聴こえるということがわかりました。

 

ああ~、なんとかこれをキーボードに応用したい。

とりあえず今後は立って弾くことにしました。

次のリハが楽しみだなぁ。

 

 

 

キーボーディストはリズムがあまい?キーボードとリズム感の話

これは悩んでいる人が多いのではないでしょうか?

 

でも自分でリズムが悪いと気づいているのであれば、良い耳を持っています。ちゃんと改善できるので大丈夫ですよ!

 

キーボーディストでよく見るのは、

 

・クラシックの経験者で1と3を意識して弾くので前のめりな演奏になる・・・その結果走る。

 

・裏拍が短すぎてどんどん走る。

 

・自分でリズムを取らずベースやドラムを当てにしているため、長いキーボードソロになるとテンポもリズムもめちゃくちゃになる。

 

という人が多い気がします。

エレクトーン出身のキーボーディストさんは結構リズムが安定している人が多いですね。でもソロになると???な人も多いかも。

 

また、自分はちゃんと演奏していても、バンドメンバーによっては上手く弾けなくなる時があります。

 

基本的にドラムとベースが上手いバンドで、曲の土台が安定している場合は、ギターやキーボードが多少表現力豊かに自由な演奏をしても、そこまで変には聴こえません。

 

しかし、アマチュアバンドの場合、

・ドラムとベースのグルーヴが合っていない。

・ドラムが8ビートも不安定なのに手数を増やして走りまくる・・。

リズムギターがワンテンポ遅れて弾く癖がある。

ドラムマニア出身のドラマーで自分でリズムを取らず周りの音に合わせて叩く癖がある。誰かがミスると一緒にミスるww。

・ギターが爆音で周りの音が聴こえない・・しかもリズム音痴

 

なんて人が沢山います。

バンドにそういうメンバーがいると、バンドの演奏はチグハグになり、なにが正解かがわからなくなります。だから誰に合わせたらいいのかわからない。

 

特に基礎を飛ばして無理やりテクニックを習得しようとした人は、だいたい下手ですしリズムもめちゃくちゃです。

でも、アマチュアバンドでは、そのような人を褒める人も多いため、本人は自分がおかしいことに気づいていないことが多いです。

 

なので、だれか上手い人が正確なリズムで弾いて皆を誘導しなくてはいけなくなります。

 

基本的にキーボードは反復運動がない楽器なのでギター、ドラムなどに比べてリズムが取りにくいです。それでも訓練すれば、強靭なリズム感を身に着けることが可能です。

 

次回はキーボードのリズムの取り方について書いてみます。

 

 

 

 

ライブでやらかしたミスの数々(黒歴史)

ライブハウスには魔物が住むといわれており、普段練習で完璧に弾ける曲でも思わぬミスをしたりします。

 

初心者の時は特にひどいミスが多かったですね。

そんな黒歴史を思い出しながら書いてみます。

 

①屋外ライブイベントでの出来事。演奏の前、腕に強力なウォータープルーフ日焼け止めを塗ったら手がネチョネチョに・・・石鹸で洗ってもネチョネチョがとれない。その後の演奏は・・・鍵盤に指が引っ付くのが気になり撃沈。最悪な演奏をしてしまいました。

めちゃ上手いメンバーとのライブだったので本当に悲しかった。

 

②ライブステージが高温で汗だく・・手に汗をかき、鍵盤が滑ってキーボードソロがめちゃくちゃに・・お客さんに落ち込むなよ・・・と励まされました。

 

③リハーサル中にシンセが故障し、演奏中に勝手に音色が切り替わるというトラブルがあったが、しばらくすると治った。なのでそのままライブに参戦したが、本番中に音色が変わりまくり、変な音で演奏してしまった。

 

④ライブでサスティーンペダルを忘れてしまい、美しいはずのピアノバラードが・・・。

 

⑤リハーサルなしの野外ライブ、セッティグ後いきなり演奏。しかしモニターの返しがほとんど聴こえない。ぎりぎりかすかに聴こえるところまでシンセ本体のボリュームをUP。その後、演奏動画を見たらシンセだけが爆音という結果・・。

※これはよくあります。モニターが聴こえないときは、なにも弾かないほうがいいのかな・・なんて思っちゃいますね。

 

⑥本番前になんかシンセのチューニングがおかしいぞ!と焦っていたら、ピッチベンドにコードが引っかかっていました。狭いごちゃごちゃのライブハウスでの出来事・・。

 

⑦爆音ギターの人とライブをすることに。練習中はギターの音が大きすぎて何が何だかわからない状態。なのでギターに埋もれないようにシンセの音を調整。

そして本番・・ギターもシンセも音が大きくて高音がキツイ。

お客さんの耳に負担をかけてしまいました。

スタジオとライブハウスでは音の聴こえ方が違うので、無理な設定はやめましょう。エフェクトも同じことが言えますね。

 

 

キーボードのミスはこんな感じです。

一番悲しかったのは音色がキツかったミスですね。

だって演奏全曲が台無しになりますから・・。

 

 

 

 

 

キーボーディストは引っ張りだこ!!

皆さんはメンバー募集のサイトに登録をしたことがありますか?

 

実はバンドのキーボーディストって絶滅危惧種といわれるくらい少ないのです。

 

こんなに、ピアノやエレクトーンを習っていた人が多いのに、何でって思っちゃいますよね。

 

う~ん、理由はわからないのですが、シンセが重いから?車がないと移動できないから?自分一人で演奏できちゃうから?楽譜がない曲が弾けないから?みたいな感じでしょうかね・・。

 

私は数年前、バンドのメンバーを探すためにメン募サイトに登録したことがありますが、プロフィールにキーボーディストと書いてあるだけで、今でも毎月かなりの数のお誘いメッセージが届きます。

 

もちろん、演奏レベルも書いていませんので、誘ってくださる方は『キーボード弾けるなら、もう誰でもいいや!』という感じだと思います。

 

先日、2年前に誘われてお断りした方から、『まだキーボードが見つかりません、なんとか加入してくれませんか・・』というメッセージがきました。

 

さらに車で4時間以上かかる県の方から『来月ライブがあるのにキーボードがいません、一日でいいから出てくれませんか』

というメッセージも・・・。

 

なので、キーボーディストはとても需要があります。

 

さらに演奏が上手くなれば、ライブイベントのたびに、ほかのバンドからスカウトされたりもします。自分で選んで上手いバンドに入れるし、ギャラがもらえる仕事を紹介されることもありますよ!

 

興味のある方は、一度メン募サイトに登録してみてはいかがでしょうか!新しい世界が開けるかもしれませんよ~♪

特にキーボードの需要が多いジャンルは、POPS、アニソン、インスト、フュージョンR&Bなどです。

 

 

 

 

 

 

 

耳コピってどうやるの?

これはよく聞かれますね。

 

いきなり結論を言いますと、耳コピは誰でもできると思いますが、大人になってからだと出来るようになるまで時間がかかります。

 

なぜ、大人になってからだと難しいのかといいますと、聴覚の発達のピークは4歳から6歳の間といわれているからです。

 

だからプロのピアニストになりたければ6歳までにピアノを習わなくてはいけないといわれているのですね~。

 

 子供のころは簡単に習得できるスキルも大人になってからではとても時間がかかり難しくなってしまいます。

 

ただ、毎日訓練すれば、数年後には耳コピできるようになりますよ!

何年かかってもいい!聴いた曲をすぐに弾けるようになりたいんだ、という方は、さっそくトレーニングしましょう。

 

コツとしては、おおざっぱですが

 

①簡単な曲を選ぶ(自分のお気に入りの曲にしましょう)

②右手でメロディーだけでよいので、手探りで音を探しながら何度も弾く (間違えまくってOK)

③ひたすら②を繰り返し、正解率を高めていきましょう!

 ※これは相対音感を鍛える練習です。

 

②と③を繰り返すことにより、鍵盤のどの位置に何の音があるのかを脳が覚えていきます。毎日トレーニングして、一晩眠るごとに脳が覚えてどんどん上達していきますよ!

 

メロディーが耳コピできるようになったら、今度は左手のコードの音も拾ってみましょう!

 

和音(コード)の耳コピは、とても難しいです。

特にジャズ系の曲は和音が複雑なので、最初は簡単な曲からトライしましょう。

 

①頭の中で和音を分解しましょう。

例えばドミソシというコードなら、和音が4つの音で構成されていることが聴いてすぐにわかるようになる必要があります。

その4つの音がドレミファソラシド(♯♭)の中の、どの4つの音で構成されているかがわかるまで、耳を鍛えます。

 

②集中して、曲を何度も聴きなおして、和音の構成音を一音一音拾っていきます。拾えた音はノートに書き留めておきましょう。

 

・・・なんて書いてみましたが、実はこれはとても難しい作業です。

なぜなら、たいていの曲は、キーボードの音がほかの楽器に埋もれている事が多くてハッキリと聴こえないのです。

 

なので、もっと現実的な方法として、

①ひたすらいろいろな曲の楽譜を見ながらコードをコピーする。

②ポップスなどは似たようなコード構成が多いので自然にメロディーとセットになっているコードがわかるようになります。

 

コードが簡単に拾えるようになるまでは、長い年月がかかると思いますが、気長に頑張りましょう!